さんざんな目に遭う
数日前、夜中に凄い雨が降りましたよね。
そんな夜の出来事です。
深夜、風呂あがり、ヤマダは焼酎を飲もうと思いました。飲み方はロックです。
キッチンに向かい、冷凍庫のドアを開けたときから悲劇は始まりました。
氷がない。
外は大雨です。どしゃ降りです。
しかし、飲みたい。いくらなんでもストレートは無理です。明日も仕事。
仕方ない、近くの三河屋さん(酒屋)に行こう。あそこに行くまでだったら大して濡れないだろう。
傘を差し、部屋着を膝までまくり上げ、外に出ました。
殴りつけの雨です。傘が役に立っているのは首から上のみ。くおぉぉ。
三河屋さんに到着。
すでに閉店。
閉まるの早いぞ!なんだよなんだよ、いかにも酒屋っぽいベタな名前のくせに!
完全に逆恨みです。
くおぉぉ、冷たい!しかしここまで来て、おめおめと手ぶらでは帰れないぜ!
次に近いセブンイレブンに向かいます。すでに靴は床上浸水。
セブンイレブン到着。
売り切れ。
「板アイスならあるんですけど・・・」 いらねーよ!バーベキューやるんじゃないんだぞ!なんだ?なんですか?私にこれを割れとおっしゃる?砕けとおっしゃる?空手家か何かと思ってらっしゃる?
完全に筋違いです。
くおぉぉ、冷たいの通り越して寒い!でも、もう後戻りはできないぜ!
その次に近いマルエツに行きます。
まぁ、マルエツなら大丈夫だろう。
マルエツ到着。
たぷたぷの靴で冷食売り場へ急ぎます。早く帰りたい・・
冷食売り場でロックアイスを探します。あった!・・あれっ?な、ない!
悪夢がよみがえります。いやいや、落ち着けオレ。ここはマルエツ。市民の台所ですよ!
店員さんを確保。「あのー、氷ないんですけど」、店員さんはうっかり、という顔で「すいませんねぇ、深夜だと商品補充が甘くなっちゃうんですよぉ~」
いやいや、いいんですよ。ちょっとお手数ですけど、裏の倉庫なんかに取りに行っていただいて。
5分待ちました。ずぶ濡れな体は過剰な冷房でキンキンに冷えて行きます。
「いやー、ごめんなさい。ちょっと在庫切らしちゃってて、明日に入ってくるんですけど」
明日じゃダメなんだよ!明日じゃ!今いるの!今から飲むの!
さすがにくじけそうです。しかし、ここであきらめたら今までのダメージも全く無意味になってしまう!もういいじゃん、うっかり川に落ちたとでも思えば!
2軒目のセブンイレブンとは別のセブンイレブンに向かいます。
風邪ひきそうです。
到着。早足でアイス売り場に。
あったぁ!
レジに持っていきます。ずぶ濡れ、部屋着を膝までまくり上げ、息は荒く完全に不審者です。
なんとでもいいなさい。悲願の氷はこの手の中さ!
「251円になりまーす」 はいはい。あれっ?あれれれ?
223円しかない!
うおぉぉっ!なんてこった!ここまで、ここまで来たのに!
現金を持っていないのは間抜けすぎる!
でもこのままずぶ濡れで、しょんぼりして、手ぶらで帰るのはもっと間抜けだ!
「ク、クレジットカードでお願いします!(デジャヴ)」
こうして、なんとか氷を持ち帰ることができたのです。所要時間25分。
帰ってからもう一度風呂に入りました。
by crabclub
| 2008-06-27 17:04
| 日記