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サッカー小話

イビチャ・オシム監督が志半ばで倒れたのは本当に残念でした。

なかなか明確な成果が見えてこない中、批判的な論調もありましたが「ボールと人を常に動かし、走って走って走りたおす」というスタイルは確実に実になりつつありました。試合に勝つ、というだけではなく、日本のサッカーが変わっていく予感がしました。

オシムが倒れたことにより、日本サッカーの進化は10年遅れてしまうのではないか、とヤマダは思っています。

サッカー日本代表の新監督に岡田武史氏が就任しました。

正直な感想としては「この人しかいないだろう」という感じです。

個人的には好きな監督ではありません。岡田さんが嫌いなわけではありません。むしろW杯フランス大会直前にスター選手2人を代表から外した英断や、選手への気配り、一見クールそうに見えて実は熱いところ、などキャラクターとしては好きな人です。コンサドーレ札幌をJ1に昇格させ、横浜Fマリノスを2回の優勝に導いた実績は文句のつけようがありません。

じゃあ、何が好きじゃないのかというと、岡田監督のサッカーにおける戦術がヤマダの好みではないのです。まぁ、岡田監督もヤマダに好かれようが好かれまいが知ったこっちゃないでしょうが・・

岡田監督の戦術はディフェンスを重視してチャンスとなればロングパスを前線に送る。いわゆるカウンターアタックです。

ヤマダがこの戦術をあんまり好きになれないのは、若干場当たり的というか「やってみたらうまくいった」みたいな偶然の要素が強い戦術に思えるからです。それに加え選手個人の能力に頼ることが多く、前線に精度の高いパスを送れるミッドフィルダー(もしくはディフェンダー)と前線でそのパスを受け、味方の援護がなくてもシュートまで持っていける強いフォワードがいなければ戦術自体が機能しない恐れがあります。日本向きな戦術ではないと思うのです。

ちょっと不安です。

でも、代表監督はもう決定しました。W杯予選は来年早々から始まります。岡田監督には周囲の雑音に耳を貸さず、思う存分指揮をふるってもらいたいです。日本代表を南アフリカに連れて行ってほしい!

2010年は地球の裏で行われるワールドカップ。毎晩、寝不足になれることを願ってやみません。
by crabclub | 2007-12-09 20:58 | 日記

髪を切ったりギターを弾いたりしています。


by 天丼で鉄板

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