そっちの人に見えますか?
かれこれ7年くらいのお付き合いになるお客さまが昨日ご来店くださいました。
出会った当時は大学生でしたが結婚出産を経て、今や一児のママです。
ひさしぶりだったので近況を伺いながら施術していました。会話の流れで
「まぁ、今年はオレも結婚するかもしれないしね」みたいな発言をした時でした。はっとして鏡越しにヤマダの顔を見やるお客さま。どうした?ちなみに「今年は結婚」は飲みに行った先などで最近よく使うネタで、今のところ予定があるわけではありません。
どっ、どうしたの?あっ、ひょっとして既に結婚してると思った?
「いや、そうじゃないんだけど・・」
あー、アレか。ひょっとして結婚してるけど既に離婚もしちゃってると思った?
「いや、そうじゃなくて・・」
なになに?そんな気まずそうにすることないぜ。はっきり言っちゃってくださいよ。なになに?
お客さまは観念したのか、いよいよ重たい口を開いてくれました。
「ごめんなさい、私すごい思い違いをしてた。ヤマダさんって・・女性に興味がない人だと思ってた」
ええっ!?
なんですって?えーと、えーと、いつからヤマダをそういう人だと思ってたんですか?
「は、初めから・・かな?」
7年間ずっと!?
「ごめんなさいっ。わたし、そういう友達がけっこういて、ヤマダさんは雰囲気が近いっていうか、男の美容師さんにちょくちょくいるギラっとした感じが全然ないから・・。長く来てるわりにヤマダさんのプライベートなこととか聞いたことなかったし。勝手にそういう人だと思い込んでました。ごめんなさいっ」
い、いやっ、いいんだ。誤解が解けてよかった!ヤマダ違います。そっちの人じゃありません。女の人が好きなんですよっ!
ヤマダはお客さまのお話を聞きたいので、進んで自分の話はあんまりしません。話したくないとか秘密にしたいとかがあるわけではないので、聞いてもらった時は何でもしゃべりますが、基本的にはそういうスタイルで仕事をしています。
折にふれ、思うことですが美容師とお客さまというのは不思議な関係です。髪にふれる、という通常では家族や恋人などごくごく親しい人にしか出来ないことを許されるにも関わらず、意外に知らないことが多かったりする。それにしても今回はちょっと驚きました。
誤解も解けたし、ヘアスタイルも気に入ってくれたみたいだし、特に問題なし。問題ないか?まぁいいか。
出会った当時は大学生でしたが結婚出産を経て、今や一児のママです。
ひさしぶりだったので近況を伺いながら施術していました。会話の流れで
「まぁ、今年はオレも結婚するかもしれないしね」みたいな発言をした時でした。はっとして鏡越しにヤマダの顔を見やるお客さま。どうした?ちなみに「今年は結婚」は飲みに行った先などで最近よく使うネタで、今のところ予定があるわけではありません。
どっ、どうしたの?あっ、ひょっとして既に結婚してると思った?
「いや、そうじゃないんだけど・・」
あー、アレか。ひょっとして結婚してるけど既に離婚もしちゃってると思った?
「いや、そうじゃなくて・・」
なになに?そんな気まずそうにすることないぜ。はっきり言っちゃってくださいよ。なになに?
お客さまは観念したのか、いよいよ重たい口を開いてくれました。
「ごめんなさい、私すごい思い違いをしてた。ヤマダさんって・・女性に興味がない人だと思ってた」
ええっ!?
なんですって?えーと、えーと、いつからヤマダをそういう人だと思ってたんですか?
「は、初めから・・かな?」
7年間ずっと!?
「ごめんなさいっ。わたし、そういう友達がけっこういて、ヤマダさんは雰囲気が近いっていうか、男の美容師さんにちょくちょくいるギラっとした感じが全然ないから・・。長く来てるわりにヤマダさんのプライベートなこととか聞いたことなかったし。勝手にそういう人だと思い込んでました。ごめんなさいっ」
い、いやっ、いいんだ。誤解が解けてよかった!ヤマダ違います。そっちの人じゃありません。女の人が好きなんですよっ!
ヤマダはお客さまのお話を聞きたいので、進んで自分の話はあんまりしません。話したくないとか秘密にしたいとかがあるわけではないので、聞いてもらった時は何でもしゃべりますが、基本的にはそういうスタイルで仕事をしています。
折にふれ、思うことですが美容師とお客さまというのは不思議な関係です。髪にふれる、という通常では家族や恋人などごくごく親しい人にしか出来ないことを許されるにも関わらず、意外に知らないことが多かったりする。それにしても今回はちょっと驚きました。
誤解も解けたし、ヘアスタイルも気に入ってくれたみたいだし、特に問題なし。問題ないか?まぁいいか。
by crabclub
| 2012-03-25 13:32
| 日記